ジョニーウォーカーが空港免税店部門の販売量ランキングで首位をキープ。スコッチウイスキーの復活を牽引する

20070615155032この度、IWSRでは空港免税店での売上TOP100を発表した。前年1位のジョニーウォーカー(ディアジオ社)が223万ケースを売り上げ(前年比47万ケース増)首位の座をキープした。売上TOP10を見る限りでは、2014年の空港免税店での販売ケースのランキングには大きな変動はなかった中、ジョニーウォーカーが更に販売ケース数を増やして1位の座を守った形だ。
ウォッカのフィンランディアはロシアでの売上不振がひびきトップ10から姿を消し、代わりに前年11位だったスコッチウイスキーのフェイマスグラウスが10位に滑り込んだ。

免税店TOP10

’14 ’13 Brand Owner Category 2010 2013 2014 CAGR 14vs13
1 1 Jonny Walker Diageo スコッチウイスキー 1761.2 2,210.3 2,256.3 8.8% 2.1
2 2 Absolut Pernod Ricard ウォッカ 970.8 912.5 918.4 1.3% 0.6%
3 3 Jack Daniel’s Brown-Forman アメリカンウイスキー 525.2 872.3 899.7 15.7% 3.1%
4 4 Chivas Regal Pernod Ricard スコッチウイスキー 790.4 855.3 887.4 8.2% 3.8%
5 5 Bacardi Bacardi ラム 618.0 695.6 614.8 3.5% -2.7%
6 6 Bailey’s Diageo リキュール 628.4 620.3 614.8 0.3% -0.9%
7 7 Ballantine’s Pernod Ricard スコッチウイスキー 506.7 586.5 588.2 9.0% 0.3%
8 8 Smirnoff Diageo ウォッカ 583.0 526.5 582.4 0.0% 10.6%
9 9 Hennessy LVMH コニャック 358.5 482.8 545.2 15.1% 12.9%
10 11 Famous Grouse Edrington スコッチウイスキー 346.2 390.4 391.8 3.2% 0.4%

 

ヘネシーが首位に、2013年トップのジョニーウォーカーは31位に後退:2014スピリッツブランディング調査結果

空港免税店部門でのスコッチウイスキーが大きく回復

bannermagazine2014年の空港免税店部門において注目すべきことは、スコッチウイスキーの販売量が大きく回復し、この年の免税店部門におけるスピリッツ販売量の増加分のうち40%(21万7,000ケース)を占めたことである。2013年に落ち込んだ販売量が2014年には2012年の水準を上回るなど、首位のジョニーウォーカーを筆頭に、上位100位以内にランクインしたスコッチウイスキーの16ものブランドが販売量を伸ばしている。

ジョニーウォーカーの空港免税店部門における成長は、アフリカと中東での好調な売り上げからの貢献が大きいが、アジア市場での回復もこれに寄与している。ディアジオ社は中東地域の部門で特にウイスキーのシェアを伸ばしており、アジアでは高級感があり、商品のバリエーションが豊富なジョニーウォーカーが純売上を伸ばしNo.1となっている。

2014年のスピリッツの販売量は前年比2.5%増、53万7,000ケース(1ケース9リットル換算)販売量を伸ばし2,210万ケースに達した。2010年以降の販売量の年平均成長率(CAGR)5%には及ばないものの、2013年における前年比1.4%増に比べると回復基調にあることが分かる。

出典:IWSR Magazine 2015年10月号

空港免税店・トラベルリテール、ワイン&スピリッツ市場は前年対比7.7%増加し約90億ドルに

参照レポート

空港免税店・トラベルリテールサマリーレポート

発行日: 2015年9月30日
発行元:IWSR

価格: 450,000円(税別) [日本語サマリー付き]

ページ数:32
フォマット:PDF
Title:The IWSR Duty Free/Travel Retail summary report
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