ワンカップで軽く一杯?それともポケットサイズのビールで一杯?小さいポケットサイズのビール

Radius・イノベーショントラッカー、日本語での説明

Efes Rus社、ポケットサイズのAmsterdam Navigator Shotを新発売

1440577769_4-e1444687489952ロシアのEfes Rus社が、持ち運びに便利なポケットサイズのAmsterdam Navigator Shotを新発売しました。缶のデザインエレメントは従来のAmsterdam Navigatorビールのまま。ロシアのデザインエージェント、Viewpoint Branding Agency社との共同開発でこのスタイリッシュで冒険的なデザインのポケットサイズビールを産みだした。
Efses Rus社はこのビールを

「ロシア初の”Strong”なポケットサイズビールだ!」

として売り込みたいようだ。はたしてこの237ml小さい缶のビールの売れ行きはどうなるのか今から楽しみである。しかもこのEfes Rus社はマーケティング戦略では実績がある会社のようだ。

ラ・グランダム2006年

ロシアでは国内第二位のビールメーカーのEfes Rus社

ラ・グランダム2006年

日本では馴染みが少ないこのロシアのビールメーカーであるが、Efes Rus社はロシアでは国内第二位のビールメーカーでロシアのビール市場の17.5%のシェアを誇る大手だ。

マーケティングにも力を入れておりLinkedInの活用には定評がありロシア国内のFMCG(日用消費財)業界の中ではリーダー的な存在とのこと。また、低迷していたビールブランドAmsterdam Navigatorを2014年には見事に復活させるなどマーケティング戦略には期待が持てる。


果たしてこのポケットサイズビールだが市場ではどのように受け入れられるであろうか?

237ml缶であるので日本でも発売されている250ml缶の少し小さいサイズである。同社はこのポケットサイズビールがターゲットとして狙っている市場は、ビール以外で軽く「一杯」市場だとのことである。では、いったいどのような市場なのであろうか?

どのくらいの大きさなのか日本のポケットサイズ製品と比較

Beers

果たして、この市場を開拓できるかどうかは今後の動向に期待をしたいところであるが、IWSR Japanでは、日本でできるちょっとしたリサーチをしてみた。

実際のAmsterdam Navigator Shotは日本では発売ではないので入手は出来ない。そこで日本で手に入れることができる小さい缶、ボトルでのアルコール飲料でイメージを膨らませてみることにした。

写真のように用意をしたのが、通常のビールショート缶(350ml)、そしてそれより小さい2つのサイズの缶(それぞれ大きい順に250ml缶、 135ml缶である。また同じ売場にあったワンカップが一合サイズ、つまり180mlほどなので一緒に購入することにした。

このポケットサイズビールは237mlとのことでビールのサイズでは250ml缶と135ml缶の間。しかし、実際に並べてみるとこの日本酒のワンカップも同じような大きさであることがわかる。
ひょっとするとこのAmsterdam Navigator Shotは、この日本酒のように軽く「一杯」飲める市場を狙っているのではないかと思えてきた。市場はロシアとのことであるから日本酒はないとは思うが、ウォッカ、ウイスキーなどの度数がより強いアルコール飲料で軽く「一杯」をする市場があるであろうことは想像に難くない。

果たして、このAmsterdam Navigator Shotは狙っている市場で成功をおさめることが出来るでしょうか?

大きさを比べただけではあるが、仮に日本市場で考えると軽く「一杯」で市場を作っているワンカップの愛好家の方々がターゲットとなる層なのかもしれない。
なお、このポケットサイズビール、Amsterdam Navigator Shotはロシア国内の酒販店で販売を開始している。

ラ・グランダム2006年

関連リンク

Viewpoint Branding Agency
Efes Rus社の製品ラインナップ
Radius会員向けオリジナル記事(英語)はこちらから Amsterdam Navigator Beer Shot

[本記事は、英国リサーチ企業IWSR社が提供する新製品イノベーショントラッキングサービスRadiusのオンライン記事を参照に日本において編集、翻訳して日本語記事を作成しております。内容、製品に関しては下記日本におけるIWSR担当連絡先までお問い合わせください] 

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