ワイン好きのための高級ビールと賞賛されるイタリアのクラフトビール「Ligea」がアメリカへ参入

「ワイン好きのためのビール」と賞賛されたビールLigea
イタリアの高級クラフトビールメーカーLa Birra di Capri社の「Ligea」は、2006年にカフェを家族経営する3兄弟、ミルコ、ポアロ、ファブリジオが共同で開発し作った、リンゴ、梨、レモンのフレーバーとソフトなアロマが漂う微炭酸ビールです。
La Birra di Capri社の3兄弟は、彼らの祖父が1909年に設立したワイナリーに隣接する作業場でビールを作っており、今では5種類を製造中。
フルーティな香りとモルツ感から「ワイン好きのためのビール」と賞賛されてきました。
そのLigeaが、アメリカのLA、シカゴ、カリフォルニア・オレンジ郡でデビュー、また来年にはフロリダ、ハワイ、ミネソタ、ネバダ、テネシー、テキサスで販売開始されます。3兄弟は「私たちの故郷の保存そして価値の再発見へコミット」しているとし、このクラフトビールをはじめ自社製品を「全世界」で発売することを一つの目標としている。
本日のラディアスでは、この3兄弟が作ったクラフトビールがアメリカで発売になったことを取り上げました。

イノベーションポイント
この高級クラフトビールは330ml, 750ml, 1.5 リットルのボトルが、それぞれ9.49ドル 、16.99ドル、28.99ドルで販売されている。アメリカではカルフォルニア州のAirway Imports社が販売をする。販路をアメリカに広げるなど商業的にも大きなステップを踏んだかたちだ。
高級クラフトビール市場をターゲットとしたこの製品であるが3兄弟がそれぞれの得意とする分野が製品にしっかりと反映されているのも興味深い。ファビリジオが営業マーケティングの専門家、ミルコが農業の専門家でソムリエの資格をもち、ポアロはデザインを担当。彼らの思いが詰まったクラフトビール、アメリカでの評価はどうなるでしょうか?
価格帯が高い高級クラフトビールの市場に対してアメリカで挑戦をする「ワイン好きのためのクラフトビール」と賞賛されたLigeaを本日はピックアップ致しました。